睡眠学研究レポート

成績アップやアイデアと睡眠の関係

睡眠は成績向上に必要不可欠

スポーツや楽器の練習など新しい技能を確実に身につけるためには、「睡眠」が必要不可欠ということが、研究によって明らかにされています。

アメリカ・ハーバード大学の研究チームが行ったタイピング練習の実験によると、ひたすら練習を繰り返すことでももちろん成績は向上しますが、覚えたその日に6~8時間睡眠をとった後はさらに著しい向上が見られることが分かりました。

苦手なものほど睡眠がサポート

睡眠をとることによって技能の向上が図れるのは、睡眠中何らかのプロセスが働き、眠る直前に練習した技能や記憶の定着がサポートされるためと考えられています。

これによって、眠りはただ脳が活動を低下させているだけではないことが明らかになりました。

さらにこのような睡眠による技能向上は、複雑なものや苦手なものほどより大きくなるともいわれています。

記憶だけでなく、アイデアにも睡眠が関係

睡眠がサポートするのは、記憶だけではありません。ドイツ・リューベック大学の研究チームが興味深い研究を行っています。

あるテストを行ったところ、夜、問題に取り組んだ後、よく眠り、翌朝再び挑戦した人の多くが正解を導き出すことに成功。

一方、朝に取り組み、起きたまま時間をおいて夜に再挑戦した人は正解に辿り着くことができなかったとか。

この結果を見ると、睡眠が記憶だけでなく、アイデアにも重要な役割を果たしていることが分かります。

 

私たちは起きている間、仕事の課題に一生懸命取り組んだり、新しいアイデアを出したりするために努力します。しかし、うまくいかないときは、思い切って寝てしまうのも手かもしれません。睡眠の強力なサポートを得ることで、昨日にはなかった新しいアイデアが生まれることもありそうです。

 

 

参考図書:
『睡眠のはなし』(中央新書)著/内山真

睡眠学研究レポート

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