睡眠学研究レポート

寝相と性格の関係

就寝時と起床時の寝相が異なる理由

人は寝ているときに寝返りをするため、寝相は変化します。

多くの人は、一晩の睡眠でだいたい10〜20回程度、大きな姿勢の変化があると言われており、熟睡しているときは、姿勢をコントロールする脳の働きも休息をしているので、就寝時と起床時の寝相が違っても問題はありません。

ただし、子どもの場合は、寝返りが少ないほうが脳の発達に問題があると言われています。

乳幼児の死亡率の第1位である「夜間の乳幼児突然死症候群」は、うつぶせ寝でリスクが高まるとされているため、乳幼児の寝相には注意が必要です。

寝相と性格の相関性

ニューヨークの精神科医ダンケル博士は、睡眠姿勢による精神分析的解釈を試みており、それによると寝相と性格には相関性が見られると述べています。

ダンケル博士は、睡眠姿勢を4つのタイプに分類して、その性格的特徴をあぶり出しています。

1. 仰向け型(王様型)
・自信家や開放的な性格の人に多い睡眠姿勢

2.うつ伏せ型
・保守的で支配的な性格の人に多い睡眠姿勢

3.半胎児型(横向き型)
・常識的で社会に上手く適応する性格の人に多い睡眠姿勢
・最もポピュラーな寝相で、右利きの人は右、左利きの人は左を下にすることが多い

4.胎児型
・自分自身を解放することができず、防御的で抑制が強い性格の人に多い睡眠姿勢
・精神的ストレスに強くさらされているときにとることが多い

参考図書:
『眠りと寝室の科学』(松下電工 ライフスケッチ研究室)編/松下電工技術研究所 監修/小原次郎・梁瀬度子
『おもしろ看護睡眠科学』(メディカ出版)著/白川修一郎

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