睡眠学研究レポート

快眠につながるパジャマの正しい選び方!5つのポイント

パジャマの正しい選び方

寝るときに着る服は和式の浴衣、パジャマやネグリジェなどさまざま。近年では、スウェットやTシャツと短パンなど、パジャマ以外で寝る人の割合も高くなっています。

しかし、いずれも就寝時に直接肌に触れる最も身近な睡眠環境。睡眠時の衣服を選ぶことは、快適に眠るためには欠かせません。

1. 肌触りがよいもの

肌触りの柔らかい綿は、固い麻よりも副交感神経の働きを促しリッラクス状態に導いてくれるため、入眠や睡眠維持によい影響を与えてくれます。一般に肌触りのよい素材としてはシルクや綿が挙げられます。

逆にポリエステルやナイロンは、べたつく、蒸れるなどの理由で肌心地が悪くおすすめできません。

2. 吸湿性×通気性×保温性

睡眠時は発汗があるため、吸湿性、吸水性、通気性のよさが求められます。とくに夏は、汗の吸湿や吸水が悪いと皮膚の清潔さが保てないだけでなく、蒸し暑さから睡眠が妨げられます。汗をかいても身体に張りつかない素材で、衿や裾が開放的で風通しのよいものを選びましょう。

一方、冬は寝室温度と寝具に応じた保湿性の高い素材を選び、裾や衿の広がりを抑えたものを着ると保温性を高められます。

3.汚れの吸収がよいもの

睡眠時の発汗や新陳代謝により、皮膚からは皮脂や垢が排出されます。綿はポリエステルやシルクよりも、汚れの吸収性がよいのが特徴です。

同じ服を長く着用すると汚れが増えて、吸水性や通気性、肌触りの低下を招きます。こまめな洗濯が必要になるため、繰り返し洗濯しても劣化しにくい耐洗濯性も重要なポイントになります。

4. 身体を締めつけないもの

睡眠時には何度も寝返りを打つため、姿勢が頻繁に変化します。そのため、寝返りを妨げないよう、身体を締めつけない服を選びましょう。

また、パジャマだけでなく下着にも配慮が必要です。就寝時の締めつけは体温調節や内臓の活動に影響を及ぼすため、睡眠時はブラジャーやガードルなど締めつけの強いものの着用は控えた方がよいでしょう。

5. 寝乱れが少ないもの

着ている服によって寝乱れは異なります。寝乱れによる不快感は睡眠を妨げるため、旅館の浴衣のように就寝中に前がはだけるような服は避けましょう。

 

参考図書:
『応用講座 睡眠改善学』(ゆまに書房)監修/堀忠雄・白川修一郎・福田一彦 編/一般社団法人 日本睡眠改善協議会

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