睡眠学研究レポート

睡眠時無呼吸症候群の治療後3ヵ月、時折襲う急な睡魔の対策は?

しんさん、ご相談ありがとうございます。
CPAPを使い始めて3カ月、それまでにはなかった日中の眠気を感じるようになったとのこと、CPAPの使い方には特に問題がないようなのですね。

しんさんの詳しい経過をご存知の主治医の先生とご相談頂くのがやはり一番安心なのではないかと思いますが、例えば以下の4つのポイントで睡魔の原因がどこにあるか、先生とご相談してみてはいかがでしょうか?

 

●睡眠時無呼吸症候群の症状改善
CPAPの使い方は特に問題がなさそうとのことですが、診断されたときの睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状が現在の治療でどの程度改善しているか、先生とご相談してみてください。

SAS症状の1つとして「日中の眠気」がある場合がありますので、3カ月の治療でどんな変化があったか確認しておくと、今後治療を続ける上でも安心だと思います。

 

●生活習慣・睡眠のとり方の変化
しんさんは、3カ月前と比べて、生活習慣や睡眠のとり方、またCPAPの使用頻度・使用時間などは特にお変わりありませんか?

もし3カ月前と比べて何か生活で変わったことがある場合には、そこに日中の睡魔の原因がある可能性がありそうです。

身近なものでは、お酒やタバコなどの嗜好品、カフェインの摂りすぎ、就寝前のブルーライト(スマートフォン閲覧)なども睡眠の質を低下させる方向に働いてしまいます。休日と平日の睡眠時間の差が大きすぎたり、そもそもの睡眠時間が足りないなど、ご自身で気づかないうちに「睡眠不足状態」に陥っている可能性もあるかもしれません。

睡眠の質を下げてしまうような生活習慣・睡眠環境がないか、少し振り返ってみてくださいね。

 

●寝ている間の不快感
寝ている間に脚がむずむずして布団の中でじっとしていられないなど、寝ている間の不快感はないでしょうか?

日中の睡魔だけでなく、睡眠前後・睡眠中に何か以前と変わったことがないかも、併せて振り返ってみてください。

 

●眠気の検査
3カ月前と特に変わったことはないという場合には、客観的に日中の眠気を測定する検査などもご相談の1つになるかもしれません。

 

単純な寝不足であれば睡魔の原因はわかりやすいのですが、原因が絡み合っている場合には特定・自己対処がなかなか難しいものです。しんさんご自身の生活を振り返りつつ、主治医の先生とご相談してみてください。

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