ととさん、睡眠時間は確保しているのに、寝苦しくて熟睡できないのはつらいですね。良い寝汗は快眠に必要ですが、目覚めてしまうほどの寝汗の場合には、心身に疲れがたまっているサインの可能性もありそうです。
まずは、眠る前の十分なリラックスを試してみて下さい。ととさんの身体は毎日頑張っている分、思っている以上に力が入り、緊張した状態にあるのかもしれません。意識的に“力を抜く時間”を持ちましょう。
◆筋弛緩法
「筋弛緩法」は、自律神経を調え、心身共にリラックスする方法で、不眠症の「認知行動療法」の一環としても行われています。眠る前だけに限らず、時間があるときに試せば、力を抜く感覚が掴みやすくなります。
◆呼吸法
忙しくて筋弛緩法を試している時間がない…というときにも呼吸法はおすすめです。
こちらの記事では、6秒吸って・1秒止めて・6秒吐く、というペースをご紹介していますが、息が続かない場合には長さを変えても問題はないようです。
ととさんにおすすめする呼吸法の目的は、身体の力を抜きリラックスすること。他に取り組みやすい呼吸法があれば、ととさんが続けやすいものを試してみてください。
他にもこんな呼吸法が…
>片鼻呼吸法
>「ゆるめる呼吸」・「歩く呼吸」
◆心地良い睡眠環境を
眠りに適した環境を整え、睡眠を乱す習慣をやめることも快眠には必要な条件です。こちらにまとめているので当てはまるものがないかチェックしてみて下さい。
さいごに、今のご様子が数日ではなく数週間、1カ月以上と継続して続くようなら、我慢せずに一度専門医にご相談されることをおすすめします。早めの受診が、慢性的な症状への発展をくい止めるきっかけになるかもしれません。
眠りや身体の不調は、心身からのサインととらえて、その変化を観察してみて下さいね。