睡眠学研究レポート

3時間睡眠でも日中の効率は落ちない?健康?|45分睡眠は可能?

3時間睡眠によって日中の活動の効率が落ちたり、健康を害することがあるか。とのご質問ですが、結論からいうと人によります。誰でも等しく害を被るとは言えませんが、統計的にその可能性は高いようです。

睡眠不足が続くと、睡眠障害や、肥満、生活習慣病、うつ病などの発症率を高めたり症状を増悪させる危険性があります。

オーストラリアでの実験によれば、とるべき睡眠を省いて覚醒し続けることは飲酒時と同じように作業能力が低下することが示されています。日本の研究でも短時間睡眠により平衡感覚が低下するとあります。

 

睡眠はどの年齢層にとっても大切ですが、年齢が若いほど必要な睡眠時間は長くなる傾向にあります。

思春期の時期は、心身共に成長していく時期であるため、睡眠中にも多くの成長ホルモンが出て、心身を回復させています。無理な短時間睡眠で睡眠不足になると、成長ホルモンが減少し、身体機能に影響します。判断力や学習能力、食欲や感情のコントロールなども効きにくくなりますし、疲れの蓄積や頻繁な眠気により集中力や思考能力も阻害されます。

 

成長ホルモンの分泌は入眠から2,3時間に多いため、睡眠の長さよりも、寝つきと眠りの深さが大切だという考えもありますが、眠りには段階ごとに筋肉の修復を行ったり、記憶を整理して定着させたり、ストレス耐性を高めたりと様々な役割があるため、やはりきちんと睡眠時間を確保することは重要です。

ポイントは、無理をして睡眠時間を削っているか否かという点です。
短い睡眠時間であっても充分だと感じ、健康的に過ごせる人はいます。体質など個人差が関係していますが、ライフスタイルによってある程度調整することが可能です。

ゆえに、45分睡眠を続けることも特殊な体質の人でない限り不可能です。どこかの時間で睡眠を補うための仮眠が必要になるかと思います。

いずれにせよ、急激な生活リズムの変更は身体に大きな負担をかけるため、無理のない範囲で徐々に理想のスタイルへ近づけていくことが必要です。

睡眠学研究レポート

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