睡眠学研究レポート

寝汗の役割

寝汗の役割

寝汗は、快眠のための体温調節に重要な役割を果たしています。

私たちが就寝するときは、すでに体温が下がりはじめている状態にありますが、深い睡眠に移るためには、さらに体温を0.5〜1℃ほど低下させる必要があります

そのために、私たちの身体は、汗腺を活発に活動させて、汗をかくことで皮膚から熱を逃し、体温を低下させているのです。

就寝前に気をつけたいこと

一晩でかく汗の量は、コップ1杯分(体重70kgの人であれば、およそ100cc)と言われています。
体内からそれだけの水分が蒸発していくわけですから、睡眠中の脱水を補うために、寝る前にコップ1杯分程度の水分を摂取することは、ぜひとも徹底してほしいものです。

 

なお、カフェインアルコールを含んだ飲み物は、利尿作用があり、尿として体内から水分を奪うものなので水分補給には適していません。

 

また、寝ているときにそれだけ汗をかいているということは、布団の中に大量の水蒸気が放出されているということでもあります。
となると、衛生的で快適な睡眠環境を保つためには、布団を定期的に干すことも大切になります。

 

参考図書:
『眠りと夢のメカニズム』(ソフトバンク クリエイティブ)著/堀忠雄
『快適な眠りのための睡眠習慣セルフチェックノート』(全日本病院出版会)著/林光緒・宮崎総一郎、松浦倫子
『睡眠のはなし』(中公新書)著/内山真

睡眠学研究レポート

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