睡眠学研究レポート

少量の寝酒であれば、問題ないですか?

寝酒はおすすめできません。

 

寝酒を睡眠薬の代わりにする人もいますが、微量のアルコールは脳を興奮させ、寝つきを妨害します

少量のアルコールで寝つきがよくなったように感じても、5日ほどで耐性ができてしまい、効果は長続きしません。また、アルコールの利尿作用によって、お手洗い覚醒(※1)が多くなるのも問題です。

 

なかなか寝つけない場合は、寝酒をするよりも、生活習慣や寝室環境を見直してみましょう

緊張や不安で寝つけない人は、香りを使ったりストレッチをしたり、ぬるめのお湯につかったりと、眠りに向けて準備する「就眠儀式」の時間をつくることも、寝つきやすく快眠を得るためのコツなのです。

 

(※1)お手洗い覚醒:トイレに行きたくて目が覚めること。

監修

医学博士

白川 修一郎

睡眠評価研究機構代表、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員。東京都神経科学総合研究所客員研究員。江戸川大学睡眠研究所客員教授。日本睡眠改善協議会常務理事・日本睡眠学会理事。主な著書に『睡眠とメンタルヘルス‐睡眠科学への理解を深める‐』(ゆまに書房/共著)など。

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