睡眠学研究レポート

大人のバストケアは身体の基礎から見直しを。外せない4つのポイント

女性の象徴ともいえるバスト。正しいバストケアでいつまでも美しく保ちたいものですが、大きさや形に課題を感じる女性は多いのではないでしょうか?

脂肪で形成されているバストの土台は、筋肉です。そのため、加齢や栄養不足、悪姿勢、運動不足などにより筋力が衰えていくと、ラインが崩れてバストが下垂したりバストトップが外側に離れてしまいます。

では単純に筋トレをしたらよいのか、というと答えはNO。筋トレはもちろん大切ですが、大人のバストケアにおいてはそれ以外にも様々な対策をせねばなりません。

バストケアで魔法のようにバスト部分だけの脂肪を増やすことはできませんが、形のよいバストを作る上で大切な4つのポイントをご紹介します

バストケアのポイント① 成長ホルモン分泌環境を作る

まずは深い睡眠をとることを優先しましょう。意外かもしれませんが、バストケアと睡眠には深い関係があります。バスト形成の上で大切なホルモンの1つに、身体の修復や細胞分裂を促す「成長ホルモン」がありますが、実は誰もが十分量分泌されるわけではありません。

ノンレム睡眠の中でも最も深い徐波睡眠(睡眠段階4や3)が出現しなければ、成長ホルモンがきちんと分泌されないことが分かっています。

しかし、例えば15時以降に仮眠する方、午前中1時間以上の自然光を浴びていない方、日中の運動量や思考活動量が少ない方等は、深い睡眠が得られていない可能性があるため、成長ホルモンが十分に分泌されていない可能性があります。

日中は活動的に過ごして交感神経を刺激させ、夜は、早めに食事を摂り、就寝1時間以上前にゆったりと入浴、そして、就寝前は電子機器を使用せず、間接照明などを灯してストレッチやマッサージ等で交感神経を低下させてみてください。

深い睡眠が得られる状態になれば、寝つきや寝起きが格段にアップし、バストアップだけでなく、身体の様々な課題の克服に繋がります

バストケアのポイント② エストロゲンをきちんと分泌させる

次にバストケアに欠かせない大切なホルモンは、女性ホルモンのエストロゲン。しかしながらこちらも、全ての方がエストロゲン分泌量が正常であるわけではありません。

例えば、定期的に生理が来なかったり、月経周期の長さに毎度大きな差があったり、基礎体温をつけたとき、低温と高温の二層になっていなかったりするならば、卵巣や脳下垂体から分泌するホルモンが十分量分泌されていない可能性があります。

根本原因は生活習慣の乱れ。睡眠不足や運動不足、栄養不足、ストレス過多などで身体の巡りが悪くなっている可能性があります。心当たりのある方は、ご自身の生活習慣を改めてくださいね。

整った生活習慣は、バストケアだけでなく健やかな生活に欠かせないものです。

バストケアのポイント③ ナイトブラは不可欠

女性の皆さんは寝ている間にブラジャーはつけていらっしゃいますか? バストの揺れを考えるならば、バストケアのためには夜はナイトブラをつけることをお勧めしています。

私たちは、仰向けになったり横向けになったりと一晩で20~30回ほど寝がえりを打ちます。寝床内環境の整備、体圧分散、血流促進、筋肉休息、睡眠リズム促進、歪み調整等、人間は無意識の内に寝ている間に体勢を変えています。

このとき、ノーブラであれば、バストはどんな動きをするでしょうか? 仰向けならバストが上下左右に広がり、横向けなら当然下になっている方にバストが広がります。(うつ伏せ寝はいわずもがなバストが圧迫されるためNG)

果たしてそれはバストにとって良いのか、悪いのか。バストケアという視点からみればもう、一目瞭然ですよね。

では、日中用のブラジャーを寝ている間に使っても良いのかというと、それはNG。寝ているときの締め付けの強い着衣は、寝返りを妨げ、眠りの質の低下に繋がるため、使用しないようにしましょう。

そもそも日中用のブラジャーは、立った状態で着用するものとして作られているので、寝るときに同じように装着しても、バストの脂肪の逃げを止めることはできません。そのため、夜は寝ている間に着用するものとして作られたナイトブラを使用するようにしましょう。

バストケアのポイント④ ツボ押し

お風呂は、最もご自身の身体と向き合うことができる場所。バストケアにも適したタイミングです。お風呂の温度は40度以下のぬるめの温度設定にして気持ちよく入ることで、副交感神経が刺激されます。

このタイミングで、バストアップのためのツボ押しを行いましょう。今回ご紹介するツボは、「天(てん)けい」。胸の肋骨を上から数えて、第4肋骨と第5肋骨を探してその間に指を置き、そのまま脇の方に指をスライドさせて、乳房の付け根のわきの下側にあります。

親指の腹をツボにあて、骨のキワを意識しながら身体の中心に向かって押しましょう。
バスとケアツボ押し
もし、第4肋骨、第5肋骨が分からなければ、写真の○印付近の骨と骨の間の溝を親指で押してみましょう。

乳房にはたくさんのリンパ管が張り巡らされていて、乳腺などから回収されたリンパ液はわきの下のリンパ節に集められ、ここから鎖骨のリンパ本管へと送られます。

乳腺の発育に関わるため、キレイなバストラインを作りたい方はバストケアに必須。押さえておきましょう。

バストのためには、定期的な運動やジャストサイズの日中用ブラジャーの着用、バランスのよい食生活も重要です。今回ご紹介したバストケアと併せて、ぜひ毎日の習慣にしてくださいね。

photo:Thinkstock / Getty Images

小林 麻利子

執筆

ナイトケアアドバイザー・パーソナルボディトレーナー

小林 麻利子

睡眠・バスタイムから健康・キレイを手に入れる、夜のうっとり美容の第一人者。ボディメイクだけでなく、体と心の不調改善に重きをおき、健やかさを持続させるための習慣定着化の指導を行い、自律神経のバランスを考慮した女性らしい心身づくりをサポート。睡眠改善インストラクター、ヨガインストラクター、アロマテラピーインストラクター、食生活管理士、メンタル心理カウンセラーなどの資格も保有する。

生活習慣改善サロンFlura 代表

Site: https://ameblo.jp/mariko-kobayashi/

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