睡眠学研究レポート

快眠できる!アロマのおすすめの種類・ブレンド法は?

 

「だるい・眠れない・やる気がでない」と感じたら、それは五月病のサイン!

五月病」という言葉ができるほど、5月は環境の変化によって、心身ともに疲れが溜まりやすい時期。疲れがとれない、眠れないなどの症状が深刻になると、食欲不振や胃の痛み、めまいなど肉体的な症状も。最近は症状が長期化するケースも多く見られるため、早めの対処が必要です。

五月病の対処には食事の改善や運動によるストレス発散などさまざまなアプローチがありますが、質のよい眠りを確保することも欠かせません。

とはいっても、なかなか寝つけない……そんなときは、「アロマ」を使ったリラックス法が効果的! アロマには、心身をリフレッシュさせ、快眠へと誘導してくれる不思議な力があります。

今回は、五月病を和らげてくれるおすすめのアロマを、サロン ニールズヤード レメディーズ表参道店のアロマセラピスト・長澤さゆりさんに教えていただきました。

 

快眠に導いてくれる!?アロマの効能とは

「アロマで快眠できた」「リラックスするにはアロマがいい」「アロマで頭痛がやわらいだ」など、アロマにまつわるエピソードはたくさん耳にします。

これにはきちんと理由があり、香りを感じる「嗅覚」は五感の中で唯一、本能や情動、感情を司る脳へとダイレクトに伝わる経路を持っているためだと長澤さんは言います。

香りがつくものであれば何でもいいわけではありません。長澤さん曰く、エッセンシャルオイル(精油)と呼ばれる100パーセント自然の植物から抽出した天然オイルのみ、その天然成分が心身に働きかける力があるのだとか。

「女性には、単体ならオレンジの花から抽出されるネロリ。ブレンドならネロリ、プチグレン、ベルガモットをミックスした香りがおすすめ。男性には、単品ならペパーミント、ブレンドならさっぱりとしたベルガモットとペパーミントがおすすめですね」

長澤さんおすすめの香りを嗅がせていただくと、女性ブレンドは青葉のようなすっきりとした香りとオレンジの甘い香り、ベルガモットの少しリッチな香りが。

気分をリフレッシュさせるとともに、女性として自信が持てるような明るい気持ちになります。男性ブレンドはさっぱりしながらも、芯のある香りで、こちらも自然と笑顔がこぼれる力強さを実感。

もちろん単品の香りだけでも気分は十分上々! 
ネロリは男女ともに人気のアロマで、緊張を緩め、心を穏やかにし、快眠を誘ってくれるだけではなく、日中は気持ちの安定をももたらしてくれます。

 

快眠のためには昼も肝心!オフィスでもアロマで癒されよう!

ストレスの元凶になりうるオフィスでも、アロマの香りを取り入れてみましょう。

とはいっても、香りに敏感な人が増えている近年では、人がたくさんいる場所にアロマを持っていくのはハードルが高い……そんな時はアールグレイの紅茶がおすすめです。

アールグレイの香りづけに使われるベルガモットは、鎮静と高揚を併せ持ち、柑橘系の中でも精神の安定に働きかける香り。身体にやさしく染み渡るベルガモット・フレーバーが、忙しさにこわばった心をほぐし、もう少しがんばってみようと思わせてくれます。

休憩時にも近くに置いておくだけで、いつもよりリラックスしてひと休みできるでしょう。日中リラックスしながらお仕事ができれば、夜の寝つきも改善し、快眠に近づけるはずです。

 

就寝前にリラックス! 快眠の準備に、お風呂で気軽に芳香浴!

「バスタイムこそ、芳香浴をしてほしい」と話す長澤さん。エッセンシャルオイルの成分は血中に染みこんで全身を巡るため、血行がよくなるバスタイムは、芳香浴に最適なシチュエーションなのだとか。

ただし、バスタイムで香りを楽しむ際は、浴槽にエッセンシャルオイルを直接垂らすのはNG! 肌トラブルの元になるので避けましょう。

お風呂でアロマを楽しむ際は、血行をよくする「」や肌の保湿力を高める「砂糖」に染みこませるか、美肌効果のある日本酒(5ml程度)に数滴溶かしてから、お湯に入れてみてください。

入浴がおっくうな時には、洗面台にお湯を張り、バスソルトを加えて手浴するだけでも、気持ちのよい眠りを誘ってくれるでしょう。

おすすめの香りは、深い眠りを誘うラベンダー。一般的に「真性ラベンダー」が有名です。

ラベンダーには深い鎮静作用があり、ストレスでこわばった心や身体をリラックスしてくれる効果があります。ラベンダーの種類はたくさんあるので、エッセンシャルオイル専門のお店に行って好きな香りを探してみるのもよいでしょう。

一日の疲れを癒すバスタイムにも、ぜひアロマを取り入れてみてください。

 

さいごに

持ち歩きが簡単なアロマは、1滴のエッセンシャルオイルをティッシュに染み込ませハンドタオルに挟んで持ち歩くもよし、かばんの中に忍ばせておくのもよし!

普段の生活にアロマの香りを取り入れれば、寝つきや目覚めを少しずつ改善して快眠を得ることができ、五月病も緩和されるはず。何もしたくない疲れた日は、ビールを一口より、アロマを数滴。心と身体をいたわる暮らしを始めてみませんか?

Thinkstock / Getty Images

監修

アロマセラピスト

長澤 さゆり

サロン ニールズヤード レメディーズ表参道店

Site: https://www.nealsyard.co.jp/

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