睡眠学研究レポート

空腹だと眠れないことがあるのはどうしてですか?

脳をリラックスさせるセロトニンが不足しているのかもしれません。

 

夜、寝る前にお腹が空いていると、どうも落ち着いて眠れないという人は多いです。そんな時、パスタやごはん、ポテトチップスや甘いお菓子など、炭水化物を多く含む食べ物が欲しくなりませんか?

実は、炭水化物にはトリプトファンというアミノ酸が含まれています。これは、脳をリラックスさせて快眠に導いてくれるホルモン「セロトニン」の材料となるものです。

脳からセロトニンを摂取しろという命令が出ているから、炭水化物が食べたくなるのかもしれません。

 

しかし、ごはんやパスタなどを寝る直前に食べると、就寝中も胃腸が動き続け眠りが浅くなってしまったり、消化不良を起こしたりすることもあります。

炭水化物を摂らないと眠れないという人は、トリプトファンを含んでおり消化が良い、バナナや豆乳、チーズなどを食べ、セロトニン不足の解消を心がけましょう。

監修

医師・医学博士

遠藤 拓郎

睡眠学会認定医師。日本精神神経学会 精神科専門医。東京慈恵会医科大学助手、北海道大学医学部講師を経て、2005年にスリープクリニック調布、2007年スリープクリニック銀座、2009年スリープクリニック青山を開院。現在はスリープクリニックを統合し東京睡眠医学センター長を務める。睡眠に関するグッズ開発にも数多く携わっている。主な著作に、『4時間半熟睡法』『朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!』など。

東京睡眠医学センター長(スリープクリニック調布 院長)

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