睡眠学研究レポート

寝る前にとるに水分はどのくらいの量が適切ですか?

寝る前はコップ1杯くらいの水分にとどめておきましょう。

 

寝る直前に水分をとりすぎると、頻繁にトイレに起きてしまい、眠りの妨げとなることがあります。

特に赤ちゃんや高齢者の場合は、腎臓の働きが成人と比べると弱いため、水分のとりすぎに注意する必要があります。

腎臓は、血液に流れる体内の老廃物などを濾(こ)し取った後、濾過(ろか)された水分を体内に再吸収し、残りを尿として排出する働きがあります。

しかし、赤ちゃんや高齢者においては、水分を再吸収する働きが弱いため、結果として尿として排出される量が多くなり、頻繁に尿意をもよおしてしまうのです。

また、寒い時には膀胱が収縮するうえ、身体を温めようとして血流が多くなります。すると、腎臓で濾過される水分量が増加し、さらにトイレが近くなってしまいます。

 

頻繁にトイレに起きるのを防ぐには、寝る前に水分をとり過ぎないようにし、身体を温かくして寝ることが大切です。

ただ、就寝中は汗をかくため、まったく水分をとらないと脱水症状を起こすおそれがあります。夕食のときに、コップ1杯くらいの水分をとるのを目安にしましょう。

 

寝る前に飲み薬を飲む場合は、コップ半分くらいの水で十分です。

監修

医師・医学博士

遠藤 拓郎

睡眠学会認定医師。日本精神神経学会 精神科専門医。東京慈恵会医科大学助手、北海道大学医学部講師を経て、2005年にスリープクリニック調布、2007年スリープクリニック銀座、2009年スリープクリニック青山を開院。現在はスリープクリニックを統合し東京睡眠医学センター長を務める。睡眠に関するグッズ開発にも数多く携わっている。主な著作に、『4時間半熟睡法』『朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!』など。

東京睡眠医学センター長(スリープクリニック調布 院長)

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